ロールシュライファー

砥石は難しいという常識が覆る!
ドイツ発「転がす砥石」はプロの料理人にもあなたにも

研ぎ器が必要なのではなく、鋭く切れる包丁(ナイフ)が必要だ。

2016年11月、ドイツの小さな町で、ロールシュライファーは誕生しました。

ある日、開発者が自分の大事な包丁をあらゆる手段で研いでみたが、どうも新品時の切れ味程には戻らない...

 元々、日本のように包丁を鋭く研ぐ文化がなかったヨーロッパで、「研ぎ」を学ぶ手段は少なく、金属加工の技術者である開発者は、「研ぎのメカニズム」について徹底的に分解してみることにしました。

研ぐ手段は、どれも一長一短。当時、彼が満足できる研ぎ器は、市場に一つも存在しなかったのです。

本物の切れ味を追求するには、「砥石」しかない。
機能、歴史、可能性…その全ての要素から、辿り着いた選択肢は「砥石」一択。

でも、未経験者にこの技術は難しすぎる…
どうすれば、「誰もが簡単に」砥石を使って包丁を研ぐことができるのか…

 

ヒントは日本の研ぎの技術にあった。

日本の研ぎの歴史は長い。

古くは日本刀から始まる「砥石を使う研ぎ」の技術や文化は、海外でも高く評価されている。

その技術は、あまりにも繊細で多くの工程を要するが、中でも砥石に対して15度の角度をつけて研ぐことが最も重要なポイントである。

ただし実際には、10円玉3枚分程と言われる曖昧な15度を完璧に保って研ぐ技術は、まさに長年の経験で成し得る職人技。

 

開発者は、日本の研ぎの歴史から、日本の職人技を学び、そしてあるアイデアを思いつくのです。

 

前述のように、日本の職人技というのは、長年の経験あってこそ…ヨーロッパ人には、それはとても難しかったのです。そこで開発者は、最も難しい「包丁を動かす」という発想を思い切って捨てることにしました。

 

ロールシュライファーは包丁を動かさない。

ロールシュライファーは、包丁を研ぐためのグリップローラーと包丁を支えるためのウッドプレート、この2つの相互作用によって包丁を研ぐツールです。

従来、研ぎ器として多くの方が使っているシャープナーや砥石は、ほとんどの場合、研ぎ器を固定し、包丁を動かすことによって研ぎます。

一方、ロールシュライファーは、包丁を固定し、研ぎ器を動かすことによって研ぎます。

つまり、包丁を一切動かさないということ。

この逆転の発想で、ロールシュライファーは「刃の角度を固定し、均一に動かす」という職人技を見事にクローニングし、砥石は難しいという常識を覆しました。

ついに、誰もが簡単に、砥石を使って包丁を研ぐ時が来たのです。

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